Dream。~君と私の応援歌~


「じゃあ、そろそろ行こう」


「おうよ!絶対勝ってみせる」


みんなが少し緊張した面持ちで、グラウンドに向かう。


「雫。」


湊くんが振り返った。

その顔はいつもの優しい自信に満ちた顔。


「絶対……勝つから。信じてろよ」


「うん!!信じてる!!」


湊くんはニッコリ笑うと、みんなの後を追ってグラウンドに向かっていった。


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