Dream。~君と私の応援歌~
雫side

久しぶりの再会



きっと恋人だったんだなって、すぐに分かった。


綾野くんと話すときの私の胸が、すごくドキドキして『綾野くんを支えたい』って本気で思ってたから。


なのに――。




『……ちがう。ただの友達だった』





綾野くんから返ってきた言葉は、とても冷たいものだったんだ。



全部、私の思い込みだったなんて。

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