Dream。~君と私の応援歌~


「やった!やったよ!綾野くん!!」


雫が目に涙を浮かべながら、俺に駆け寄ってきた。


裕也や先輩たちも「やったな!」と俺のもとに集まってくる。


「はい!ありがとうございます!」


俺が頭を下げると、透先輩が俺の肩に手を置いた。


「頑張れよ。湊。」


そう言った透先輩の表情は、どこまでも優しく、どこまでも心強かった。

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