Dream。~君と私の応援歌~


透先輩は返す言葉に困ったように髪をかいた。


「……好きっていうか。まあでも、俺は告白するつもりなんてないし、今の片瀬にはお前が必要だから。しっかり支えてやれよ」


当たり前だ。


たとえ、記憶を失っても、



俺は何度でも雫を好きになってみせる。




























神様がどんな困難を与えようと、雫を好きで居続けるから――。




















< 296 / 326 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop