Dream。~君と私の応援歌~
「甲子園は、勝ち負けじゃない。どれだけ俺たちらしい試合ができるかだ!悔いのない試合をしよう!!勝っても負けても笑おう!!……でもやっぱみんな、勝ちたいよな?」
「当たり前だろ!」
「勝ちしか目にねえよ!」
透くんはみんなの反応を見て、クスリと笑うと大きく叫んだ。
「絶対、勝つぞ!!東青!!」
「おーーっ!!!!!!」
みんなの声がひとつに重なった。
みんなが駆け足で控え室を出ていく。