Dream。~君と私の応援歌~


湊くんのホームランのおかげで、私達東青高校は4対3でサヨナラ勝ちをした。


試合が終わり、私は真っ先に湊くんのもとへ走った。


「湊くんっ!!!」


湊くんが強く私を抱き締める。


久しぶりに、湊くんと逢えた。


やっと、やっと、逢えたね――。


「逢いたかった……。湊くんっ」


「俺も……。雫っ……」










































私達は、何度も何度もお互いを傷つけて、




















何度も何度も神様を恨んだ。



























だけど、その先にはこんなにも、美しい愛が待っていたんだね――……。




















< 317 / 326 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop