Dream。~君と私の応援歌~
それだったら、きっと寂しくないよね!
「だって、料理できないのに結婚しないとか……。どうやって生きていくつもり?」
こっちは真剣に聞いたつもりだったけど、湊くんが急に笑いだした。
え?なんで笑うの?
「あんたっ……!!母親かよ!それに、なんでこんな話してんだよっ……」
そういえば。たしかに。
急に恥ずかしくなって、それをごまかすために私も一緒に笑う。
「あんただったら、いいかも。」
「え?なにが?」
「結婚する相手」