Dream。~君と私の応援歌~


まあ、謝るだけ誠意はあるのかな。


湊くんの方を向くと、至近距離で目が合った。


ドキン、と心臓が跳ねる。


そのときだった。


「ラブラブお二人さん。そこ、邪魔なんだけど」


声がした方をみると、グラウンドから戻ってきた透がいた。


「透っ……!!ご、ごめんね!」


「……湊。片瀬に手、出したのか?」


透がなぜか怒ったように、湊くんに聞いた。


< 38 / 326 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop