Dream。~君と私の応援歌~
「んなわけねえだろ。変な想像するな」
「……なあ。マジでどうしたわけ?その頬のハレ方とか」
裕也が神妙な顔つきで俺の赤くハレた頬を指差した。
この頬は……。
「どうもしてねえって。練習に集中しろよ」
そういう俺も練習に全く集中できてない。
「片瀬にフラれたから?あ。絶対そうだろ」
会話に入ってきた夏樹先輩がニヤニヤしながら聞いてくる。
「フラれたって……。俺、別にあいつに告白した訳じゃ……」
「でも好きなんだろ?」
は?