Dream。~君と私の応援歌~


「えっ?うそ……。なんで、綾野くんが?」


キーボードを鳴らしてた女が恥ずかしそうに頬を赤らめた。


「おいっ!片瀬雫がどこにいるか、知らないか?」


「ぶ、部長なら……屋上で見かけました」


部室のドアを乱暴に閉め、屋上へつながる階段をかけ上がる。


そして屋上のドアを開けると、そこにはギターを抱えて空を見上げてるあいつの姿があった――。










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