恋するドリームノート
おばちゃんは、そう、と言うと、ちょっと考え込んだ。

そして、
「浮気されちゃったかもね。」

えっ‼浮気。

「よその店に行かれちゃったかな。」

フフフっと笑うと、私の顔を覗いた。

「ゆいちゃんが、一生懸命なの、私は分かってるから。」

窓際の席を見た。
井上さん、明日は来てくれるかしら。

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