恋するドリームノート
ドリームノート、第五章。
コパンの特製ランチメニュー。
『特製ポトフ』
『特製ハンバーグ』
『鳥の照り焼き丼』
『カレーライス』
小山のおばちゃんが、日替わりで、私に特訓。
その甲斐もあって、
ランチ目当てのお客様で、いっぱいになった。
一日の仕事が終わると、
ドリームノートを開いて、
お料理のレパートリーが増えたことを書くのが、楽しみ。
それにやり甲斐のある仕事。
これも叶った。
花マルをつけて、
「夢が叶いました。」
と書き込んだ。
ただ、
幸せな結婚をする。
のページだけは、
空いたまま。
フッと、ため息が出ちゃう。
井上さん…。
このままになっちゃうかな。
ふと、思いついて、
書き込んでみた。
私のお料理を喜んで食べてくれる人。
レパートリー増えたんだから、
今度、お店に来た時は、
喜んでもらえるかな。
「早く来てくれますように。」
そう言うと、
ドリームノートを閉じた。
『特製ポトフ』
『特製ハンバーグ』
『鳥の照り焼き丼』
『カレーライス』
小山のおばちゃんが、日替わりで、私に特訓。
その甲斐もあって、
ランチ目当てのお客様で、いっぱいになった。
一日の仕事が終わると、
ドリームノートを開いて、
お料理のレパートリーが増えたことを書くのが、楽しみ。
それにやり甲斐のある仕事。
これも叶った。
花マルをつけて、
「夢が叶いました。」
と書き込んだ。
ただ、
幸せな結婚をする。
のページだけは、
空いたまま。
フッと、ため息が出ちゃう。
井上さん…。
このままになっちゃうかな。
ふと、思いついて、
書き込んでみた。
私のお料理を喜んで食べてくれる人。
レパートリー増えたんだから、
今度、お店に来た時は、
喜んでもらえるかな。
「早く来てくれますように。」
そう言うと、
ドリームノートを閉じた。