恋するドリームノート
ドリームノート、終章。
ゆいのドリームノート。

ゆっくりと開いてみる。

1.仕事の夢。
やり甲斐のある仕事。
喫茶店コパンで、アルバイトを始めた。

おばちゃんにコーヒーをほめてもらった。
ランチのレパートリーが増えた。
お客様が喜んでくれる。

花マルして、『夢が叶いました。』って、書いてある。

そして、2.結婚の夢…。
井上さんみたいに優しい目をした人。

優しいか…。
がっかりしちゃったな。
そして、
井上さんは、違う人だった。と書いた。

『私の作ったお料理を喜んで食べてくれる人。』
この行が目に入った。

そう、喜んで食べてくれる人…。

あれから、
聡君が一日おきくらいに来てくれる。

ポトフやハンバーグ、
ガツガツ食べて。
目をまん丸くして、
美味しいよ‼
って、言ってくれる。

ちょっと大げさって思うほど、
美味しいよ‼って。
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