恋するドリームノート
夕方6時になると、おばちゃんからOKが出て、仕事も終わり。

脚がパンパンで、腰もパンパン。
部屋に戻ると、ベットに倒れ込んだ。
はぁ〜。
一日目から、こんなんじゃ、いけないな。
お店で、上手く出来ない事も、いっぱい。
笑顔も無くなっちゃう。

おばちゃんのコーヒーは、マジック。
そう、コーヒー、コーヒーだわ。
飛び起きて、机に向かった。
ゆいのドリームノート。
ノートを開くと、仕事のページを開けた。

やり甲斐のある仕事につく。
そう、書いてある。
行を変えて、書きはじめた。

喫茶店コパンでアルバイトを始めた。
美味しいコーヒーを淹れられるようになること。
笑顔を大切にすること。

ドリームノートの夢が二つ増えた。
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