イケメン若頭に愛されて
指示をした人が優しく声をかけてくれた
「大丈夫だからね、ゆっくり深呼吸しようね」
「すうー、はぁっ‥」
私は言われた通りにした
私が顔を上げた時樹さんはとても面倒くさそうな顔をして舌打ちをした
「チッ」
それでまた過呼吸に戻ってしまった
男の人がタオルを私の口元に当ててくれた
だけどここにいたらいつまでたっても泣き止むことはできそうにない
だから、ここから出て行く
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