☆俺様のめがね姫☆
「敦陽おっはよー!」
「よう亮。…あ」
夢だよな昨日の。
夢だよな……?
「何だよ?」
「お前…付き合ってたりする?」
「あ?
どーしたイキナリっ」
亮は不思議そうに首を傾げている。
あ、やっぱ夢か。
「いや、別に」
「敦陽おはよっ」
誰かが俺の肩を叩いた。
「枝音おはよ」
そう言うと枝音は、長い髪をかき上げた。
相変わらずモテんだろうなコイツ。
てかさ、
亮のタイプに思い切り当てはまってんだけど
亮は全然興味ねぇんだよな。
よく分かんねー。