☆俺様のめがね姫☆






「お前なんか、運動神経鈍そーっ笑」

「ひっどお・・・
去年紅白対抗リレー出たもんねーだ!」

「あ?マジかよっ!!」



こいつ、
以外とすげーんだ。




・・・・・がり勉のくせに笑

あ、これ言ったらクウに殺されるっ




「あ、クウのクラスって赤組だよな!?」

「うんっ・・あ!
敦陽の3組は白だよね??」

「おう、まあな」






ぜってぇクウに負けねーもんな!






少し自転車をこいでいて学校が見えてきた。

登校する生徒の数も増えてくる。




道ゆく人が俺らを見ていた。






「あ、アレだよ」
「やっぱ付き合ってたんだ」
「えー、以外ーっ」





うっせぇな、まじ。




校門をくぐって、二人で自転車置場に行った。







「クウ、
何かあったらすぐに言えよ?
我慢すんじゃねーよ?」

「う、うん・・
分かった・・」





それから俺らは、
それぞれのクラスに向かった。




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