☆俺様のめがね姫☆








「アイツ、よっぽどクウちゃんが大切なんだよー、

てか、敦陽が特定の女作るなんて今までなかったからねー」





そ・・そうなんだ。








「んで、クウちゃんと絡んでて、一緒にいると楽しいなーって思えたってワケ♪」




何故かテンションが高い枝音ちゃんを、
私はボーっと見つめていた。








「こっ・・こんな私でもっ!!」

「・・・・・・・?」







私は立ち上がり、枝音ちゃんの手を握った。







「おっ、お友達でもいいんですねっ!!?」




「う、うん・・・(どうしたのクウちゃんっ てか何で涙目になってんの汗!!!?」







その時だ。








「おらあっ
お前ら席付けーぃ、
今日は選手決めだから気ぃ引き締めて行くぞーっ

体育委員出てこーぃ」



皆が一斉に席に着き始める。

・・・・何だこの気合いわ笑



そして、体育委員も前に出てきた。







「ういーっす!!
てめぇら、早く席着けやあっ!!!」




体育委員は、
サッカー部の熱血男







「んじゃあ今から体育祭の選手決めすっから、男女別の50mのタイムがトップ5に入ってる奴は

俺が呼ぶから席立てよーっ!!!」




「「「「ういーっす!!」」」」


皆のテンションがおかしいっ・・・涙







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