待宵草 ~初夏の嬋媛~
…なんて奴だ。



入り口にこんな美人がセクシーな格好で目に入れさせてあげてんのに。(屈んでいるだけ。not セクシーポーズ)





「…まぁ、最も一番邪魔なんはアレやけど」




この金髪男は、あたしの愛車を邪魔者扱いする。(呪われればいい。)




キッと睨み付けると、
案の定、いつもの台詞が降ってくる。












「今日も相変わらずべっぴんさんやなぁ。我が『漆黒の薔薇』の妹よ」






そう、目の前の金髪のハーフ顔たらこ唇オバケ(とんだイケメン)は

ニヤリと笑った。
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