12月14日
ショートメール
-次の日-
恵と学校に行きながら昨日のことを思い出しては溜息が漏れる。
嬉しいような、怖いような、複雑な気持ち。
恵「ユリア今日ずっとうわの空だよね。何があったの?」
ユリア「管野さんの携帯番号…貰った…」
恵は目を大きくひらいた。
恵「え!ユリアやったじゃん!!」
恵は満面の笑みを向けてくる。
ユリア「う、うーん…良かったような…悪かったような…」
恵「どういうこと?晴人さん以外の人から貰ったの?」
ユリア「うん…管野さんのお父さんから…」
恵「え!!!それって親公認!?なにそれ良かったじゃない!」
ユリア「いやでも酔っ払っていたし…」
恵「まあまあ!でも大きな進歩だって!よかったね!」
そう言っているうちに学校について、また1日が始まった。