ふわり君の


だからきっと矢野も階段に近い方のドアから入ってるだけなんだろうな〜って。


「おはよ矢野。今日も眠そうだね。」

ちょっと笑いながら言う。


「うん。まじ眠い。」

矢野はそう言って私の後ろの席に座る。


まったく。いつも何時に寝てんの。

なんて聞かないけど。

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