声よ、でろ 〜君に想いを届けるまでの365日〜
「え、あ、あぁ…俺は佐山 成 (Sayama Nari)っていう…んだけど…お前は…?」
佐山 成…、か
私は、またスケッチブックに字を書く
『私は、鈴凪 ミィア (Suzunagi)』
「ミィア…?え…、ハーフ?」
『そう、イギリス人と日本人のハーフ』
「え、すげぇ!ハーフ実物初めて見た!
そういえば髪とか目とかの色素が薄い
もんな!!」
何…この人、テンション高いな…
「…てか、お前何で喋んないの?」
ズキンッ
昔の事を思い出し、胸が嫌な音をたてた
『喋らないんじゃない、私は喋れないの
私は喋り方なんてもう忘れたの』
佐山 成…、か
私は、またスケッチブックに字を書く
『私は、鈴凪 ミィア (Suzunagi)』
「ミィア…?え…、ハーフ?」
『そう、イギリス人と日本人のハーフ』
「え、すげぇ!ハーフ実物初めて見た!
そういえば髪とか目とかの色素が薄い
もんな!!」
何…この人、テンション高いな…
「…てか、お前何で喋んないの?」
ズキンッ
昔の事を思い出し、胸が嫌な音をたてた
『喋らないんじゃない、私は喋れないの
私は喋り方なんてもう忘れたの』