この気持ちが消えるまで
六年のとき、うちは貴方に告白して成功した。


そして付き合い始めたけど、メールのやりとりしかなかった。

もうすでに噂が広がっていて、話すのが気まずくなっている状態だった。
クラスも違うから不安だったけど、移動教室でお互いを見れるから、それだけで十分でもあった。


でも、うちは五年のとき遠距離の彼氏にヒドイ振られ方をされたから、まだそのトラウマが残ってて、少し怖かった。


そして卒業式間近のとき、別れを告げられた。
『中学違うから』
たったそれだけだった。


その夜、うちは今までで一番泣いた。

やり直そうとメールは送ったけど、やっぱりダメだった。。


そして現在、中学生になっても、忘れられないでいる。

一時期、真弥と貴方が付き合ってる噂が流れたけど、あれは嘘だった。



でも、貴方が中学でモテモテなのは嘘じゃなかった。

気持ちがスッキリし始めたのに、またミホから連絡があって

『女嫌いっぽい』

そう聞いた。

ますます意味が分からなくなった。


うちは5月ぐらいに告白したけど、返事はまだだった。
真弥の告白をNoってキッパリ言ったのに…



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