セカンド・チョコレート

 カッターシャツの後ろ姿が手を振りながらキッチンに消えて行く。その背中を眺めながらあたしは舌に残るチョコの味を確かめる。
 昨日作りながら味見した時と同じもののはずなのに、ほんのりわずかに残る苦さがあの時より強い気がした。













Fin.


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