ニセ笑顔【完】
『どうでもいい』
「あ・・そ」
『アイツ・・が言ったらしいな。犬が出入りが頻繁に行われていると。』
「マスターのこと?ナル、何であの時言ってくれなかったわけ?」
『その方がお前に都合がいいと判断したからだ』
「要らない気づかいありがと。」
嫌味ったらしくいうと「あ?」と殺気付きで言われた。
「驚いたけど・・納得もしたかな。なんか考えてる事今考えると似てるから」
『似てる。でくくるな。そう思うと想定外のとき対処しづらくなるからな』
「はい師匠様ー。・・日中にやっちゃうの?傘下」
『お前、俺を舐めてんのか?次会ったら木端微塵に切るからな。暇だし手伝ってやるよ』