ニセ笑顔【完】










「さぁて・・行きますか」








時計の針を見ると8の数字を指していた。









必要なものを持ち、家を出ると一台の車。











「ハロウ」










「・・何で此処に居るの?マスター」










「送迎」







ニコニコしているマスター。









「ありがとう」










そう言って私はマスターの車に乗った。











車の中で、ずっと喋らなかったマスターが、目的地に着いた時にこう言った。













「大丈夫。ナルと私がいるから」











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