ニセ笑顔【完】







「うん」としか言えない私はまた普段通りに生活を送った。






喧嘩の技術も誰より早く伸びて私は護より上になった。





それで私を含めて戦争を何回もし、豹族は世界一へとたどり着いた。






そこから、私の扱いが変わったんだ。








「おい、詩兎、・・ジュース買ってきてー」






「えーー、何でー。」





「早くっ」






「ハイハイ」








皆のジュースを一人で買ってくるのがいつか日課になっていった。









ある日、いつも通りジュースを買いに行こうとしたけど、お金が足りなくて護に貰うために倉庫に戻ったところ幹部室からこんな会話が聞こえた。







「まじ、詩兎いなくなってほしいんだけど」






・・水津??






「ほんとそれなー。護に気に入ってもらってるからって調子乗ってんぞあれ」







・・蓮??










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