ニセ笑顔【完】











そして、あっという間に放課後になった。







「・・あのさ」







未来とまた約束があり帰る支度をしているとき、須藤に呼ばれた。







「・・何?」








表の顔で対応する私。








「学校案内してほしいんだけど」








「私がしたい!!」








須藤の言葉に最初に反応したのは未来。








未来の言葉に顔を歪ませる須藤。









「あ・・いや、・・そこの桃井にしてほしいんだけど」











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