ニセ笑顔【完】
声をかけられた私・・じゃなくて私ではない高校生と思われるフードを被った女。
「・・あの女」
そう呟くとそれを聞いていたかのようにそのフードを被った女は私を見て笑った。
そしてその女は再び警察官を見て話し始めた。
・・厄介な奴が来たな。
私はそう思いながら細い道を進んで行った。
「やめて・・あれは、謝るからっ・・お願いっ・・」
「・・お前が悪い」
ザシュッ
そこは、・・血の海となった。
・・また一人、対象が減った。
「・・さっすが、殺し屋ですね。」