ニセ笑顔【完】








「・・お前を警察に引き渡すのが俺の役目。」










そういうアイツ・・須藤。









「お前が俺を警察に渡すだと?笑わせるな。」









「俺だけがお前を捕まえるなんて不可能に近い・・いや、不可能だ」











「ふん、当たり前だ。お前に捕まえられるなどそんなヘマしてたらすでにムショに行ってる」












「・・でも、俺だけお前を捕まえるんじゃない。俺の・・族」










そして須藤の言葉でゾロゾロと数人が須藤の後ろについた。










この気配・・














まさか・・












豹・・族






















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