遊園地は眠らない
どうする?

自分に問いかける。

ついて行って、それで助かるの?


信用していいの?


床に手をついて、ゆっくりと立つ。

まだ足にうまく力が入らない。


・・・このままここにいても仕方ない。


結論を出した。

もう、生きて出ることはムリなのだろう。

だったら、言われるがまま従おう。

歩いてそばまで来ると、夢くんは私に紙を手渡した。
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