遊園地は眠らない
いつの間にか私は泣いていた。

怒りが悲しみが大きな爆発を体の内部で起こしている。


みんなキライ!


全員死んじゃえばいいのに!


藤森さんが鼻をすすった。

カチャカチャと器具の音がする。

すぐに激痛が右腕に走った。

「13時25分。鎮静剤を打ちました。少女Aは、今日からしばらく独房にいてもらいます。服薬治療を同時に開始。デパスを1ミリ処方します。自殺予防に拘束着の着用を申請します」

それは、ビデオカメラに向かって言っているようだった。
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