想いをきちんと伝えよう……☆★
失恋
「実は、好きだったんだ。もしよかったら、付き合って!!!」

告った。


「ごめん。友だちとしか思えないから。」


失恋………した。


「そう、なんだ……………あっ、じゃあまた明日ね………」


あたしは、たえられなくなって、その場から逃げ出した。


9月のまだ暑苦しい風が、涙と共に、あたしの髪と顔と心をぐちゃぐちゃにした。


翼のことは、去年の夏から好きだった。


中学校に入ってからでは、初めての恋だった。


結構仲がよかった。


あたしは、てっきり両思いだとおもってた。


でも、翼にとってはあたしはただの友だちでしかなくて。


そう考えると、よけいに涙でてきた。
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