俺のカノジョ
「…おやすみ、響。」

「…んー…、おや、すみ…。」


隣から、規則正しい寝息が聞こえてくる。

少しだけ距離をとろうとすると

服の袖が掴まれていることに気がついた。


「…はぁ、俺、寝れんのかな…。」


俺は1人、そう呟きながら

真っ暗な天井を見つめた。
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