俺のカノジョ
「んじゃあ俺が渡しとく。」

「…ありがと。」


響は、スクールバッグの中から

ひらり、とプリントを取り出した。


「…ん。お前、俺が持ってねーと忘れそーだから。」


俺がそう言って、頭を撫でると

響は嬉しそうに目を細めた。
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