俺のカノジョ
「おい、小林?」

「あっ…、悪い。」


入学式が終わり、数日が経ってもなお

俺が彼女の姿を忘れることはなかった。


入学してすぐにあった、学年試験では

上から5番目に入る秀才。

透けるような白い肌に、長い髪。


彼女はすぐに、クラスの噂の中心になった。


"隣のクラスに、とんでもなく秀才の美少女がいる"と。

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