俺のカノジョ
最初に会った、というより見惚れた印象が強すぎて

俺はあの、桜の木下で見た彼女のことだと思っていた。

でも実際、あの後俺が学校内で彼女を見ることはなかったし

本当にそうなのか、という確信もなかった。


「…なぁ、お前さ。」

「ん?」

「隣のクラスの美少女って、知ってる?」

「あー…、噂にはなってるけど、会ったことないんだよなー。」


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