俺のカノジョ
「…んなの、わかってるよ。」

「ん…。」


俺が、ぽんっと頭に手をのせると

響は嬉しそうに目を細めた。


「夏休み、早く来るといいな。」

「うんっ…。」


こくり、と頷いた響は

駆け足で俺の隣に並んだ。
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