キミの嘘
高1~春~

出会い




奈和「行ってきます!」

お弁当と、重たいリュックを背負い、家を出る。


私『涼原 奈和』は、今日から高校生になる。


私が通う、S高校は校舎はちょっと古いけど、豊かな森林に囲まれてる静かな山の上に建っていて、屋上からは、町並みから海まで一望できる、とても素敵な高校だ。


奈和「あ!やばい!電車乗り遅れる!」

新学期1日目から早速ギリギリに出発した私は、通学路をダッシュしていた。


こんなに走るハメになるなら、もう少し早く出ればよかった...。




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