キミの嘘
教室に入ると、ほとんどの子達がもうグループを作っていた。
やばいなー。私、グループの中に入ってくの苦手なんだよなぁ。自己紹介とかも無理だし。
あーあ、ぼっち確定かな...。
そんな事を考えながら、座席票を見る。
??「おはよ~。私、相良 雪(さがら ゆき)!どこの席??」
ニコニコ笑顔でいい子そう!
奈和「おはよう!うちは鈴原 奈和よろしくね!んーと...雪ちゃんの後ろみたい!」
雪「え!まじか!嬉しい(*^^*)雪でいいよ!」
雪は私の手をとると、ぎゅっと握って嬉しそうに笑った。
奈和「私も!わかった。これからよろしくね、雪(*^^*)」
私と雪はそれからすぐに意気投合。
初めて会った感じがしないくらい仲良くなった。