キミの嘘



-放課後-

雪 「奈和ー!部活見学どこ行くか決めた?」

奈和「んー、まだ決めてないよー。」

雪 「じゃあさ、フェンシング部とかどうよ?ここの高校強いらしいのよ!」

え!?フェンシング!?私の運動神経じゃ無理だよぉー。
でも、雪あんなにニコニコしてるしなぁ…他に行きたいとこもないし、行くか!

奈和「じゃあ行ってみよっかなぁー。」

私の返答を聞いて、不安げな表情から雪は満面の笑みになり、

雪 「そうと決まれば、ほら!行くよ!」

ぐいっ。

奈和「あ!待ってよー!」

雪に手を掴まれ、廊下を急ぎ足で体育館へと向かう。

はぁ、緊張するなぁ…。












< 6 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop