やっと捕まえた。
レストランの方は、
企画デザインの葉山さんのデザインが
採用されて、社内は、
他にも、大きなイベントへの参加など
本当に忙しくなっていた。
専務室から聞こえる声。
「そんなの‥ダメだ!勝手な事言ってんじゃねぇよ‼︎」
「そんな話、断る!俺は、俺だ!」
ガンと椅子を蹴飛ばす音。
少し開いたドアから、
あんな直人‥。
どうしたの?そんな顔‥して、
悲しい瞳。そんな顔しないで!
私は、駆け寄り後ろから
抱きしめた。
「直人?どうしたの?そんな顔‥
しないで‥。私が側にいるから‥。」
涙が頬を伝う。
私の腕をそっと解き向きを変えて
見つめる。
「大丈夫だ。葵が居てくれる。」
微笑する。
「話して‥。お願い。お願いだから‥。」
直人のお父さん、つまり社長が、
アメリカの会社を買収するに辺り
直人をそこの社長にしたいらしい。
ここは、お父さんの弟、直人の叔父さんに任せて、3ヶ月後ぐらいには、
行って欲しいと。
「直人‥。凄いね。今まで頑張ったんだもん、アメリカでもきっと成功するよ。
「やっと、葵を手に入れたのに‥。」
「私なら、大丈夫だから‥。行って!
夢叶えて!」
涙が止まらない。でも一生懸命笑った。
葵は、平気なのか?俺が居なくても?
仕事をしていても、考えるのは、
これからの事。
酒に頼って、ベロベロで帰宅しても
何も言わず
世話をしてくれた葵。
そんな日々が続いたある日。
高井が、話があると、近くのBARに呼び出された。
「悪い。こんなところまで。」
「いや‥」
「友人として言わせてくれ。葵ちゃん
お前が居なくても大丈夫だと思うか?」
「そうなんだろう‼︎」
「馬鹿野郎が‼︎ あの子、仕事終わりで
アメリカの会社の事調べたり、
お前のサポート出来ないかって
必死で英語勉強したり、こっちでも出来る事って。
お前は!何もわかってねぇんだよ!」
情けなかった。バカだ。本当。
マンションに帰ると、にっこり笑って
玄関まで迎えに来た葵。
抱きしめた。強く、強く。
「直人‥。痛いよ‥。」
「葵。ごめんな。俺やって見る、必ず
成功して、迎えに来るから、ここで待ってるんだ。わかった?」
「うん。迎えに来てね。ずっとずっと待ってるから。」
3ヶ月は、あっと言う間で、
涙涙のお別れだった。
企画デザインの葉山さんのデザインが
採用されて、社内は、
他にも、大きなイベントへの参加など
本当に忙しくなっていた。
専務室から聞こえる声。
「そんなの‥ダメだ!勝手な事言ってんじゃねぇよ‼︎」
「そんな話、断る!俺は、俺だ!」
ガンと椅子を蹴飛ばす音。
少し開いたドアから、
あんな直人‥。
どうしたの?そんな顔‥して、
悲しい瞳。そんな顔しないで!
私は、駆け寄り後ろから
抱きしめた。
「直人?どうしたの?そんな顔‥
しないで‥。私が側にいるから‥。」
涙が頬を伝う。
私の腕をそっと解き向きを変えて
見つめる。
「大丈夫だ。葵が居てくれる。」
微笑する。
「話して‥。お願い。お願いだから‥。」
直人のお父さん、つまり社長が、
アメリカの会社を買収するに辺り
直人をそこの社長にしたいらしい。
ここは、お父さんの弟、直人の叔父さんに任せて、3ヶ月後ぐらいには、
行って欲しいと。
「直人‥。凄いね。今まで頑張ったんだもん、アメリカでもきっと成功するよ。
「やっと、葵を手に入れたのに‥。」
「私なら、大丈夫だから‥。行って!
夢叶えて!」
涙が止まらない。でも一生懸命笑った。
葵は、平気なのか?俺が居なくても?
仕事をしていても、考えるのは、
これからの事。
酒に頼って、ベロベロで帰宅しても
何も言わず
世話をしてくれた葵。
そんな日々が続いたある日。
高井が、話があると、近くのBARに呼び出された。
「悪い。こんなところまで。」
「いや‥」
「友人として言わせてくれ。葵ちゃん
お前が居なくても大丈夫だと思うか?」
「そうなんだろう‼︎」
「馬鹿野郎が‼︎ あの子、仕事終わりで
アメリカの会社の事調べたり、
お前のサポート出来ないかって
必死で英語勉強したり、こっちでも出来る事って。
お前は!何もわかってねぇんだよ!」
情けなかった。バカだ。本当。
マンションに帰ると、にっこり笑って
玄関まで迎えに来た葵。
抱きしめた。強く、強く。
「直人‥。痛いよ‥。」
「葵。ごめんな。俺やって見る、必ず
成功して、迎えに来るから、ここで待ってるんだ。わかった?」
「うん。迎えに来てね。ずっとずっと待ってるから。」
3ヶ月は、あっと言う間で、
涙涙のお別れだった。