やっと捕まえた。
碧を…傷付けた。
とにかく、誤解を解きたい。

俺は、ヤツの家に向かい、
ドアを叩いた。
「だぁーれ?何?そんな怖い顔して?」

「はぁ?ふざけんな!碧に何した!」
「あ〜。少し意地悪した!で?何?
私、眠いから!」ドアを閉めようとする
足を入れて止めた。
腕を掴み、待たせていたタクシーに
投げ込んだ。
「痛っい!何すんのよ‼︎」
「うるせ〜んだよ!碧に昨日の事を
話せ!正直にだ!わかったな!」
「ふん!しらない!」
「ぶっ潰すぞ!」
俺の怒りは、限界を超えていた。
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