かさぶた
実は明日は私の学校の卒業式です。
私は卒業式に参加する人ではなかったので、先輩を見送ることはありません。
ですが、切ないようなほこほこしたような複雑な気持ちでいっぱいです。
正直、ほとんど部室にいない先輩たちでしたが、もう校内で会うことがないと思うとさみしくなります……。
ですが、しっかりとお別れを受け入れていきたいと思います。
先輩方、お疲れ様でした!
今回、この話を書く上で描きたかったのは、子どもと大人の狭間にいる子たち。
そして、痛い青春です。
一方通行の想いと、本人にだけは告げない好きという言葉。
重ならない想いなんて、世の中には溢れている。
告白をできずに終わった恋は、数え切れない。
そんな不器用なものを描きたかったのですが、どうだったのでしょう。
誰も幸せになることのなかった終わりとなりましたが、私自身はとても楽しく書くことができました。
2年間のうちに、私なりにたくさんのお話を書いてきました。
区切りにもってきた話はまだ未熟なところもあるでしょうが、今の私の精一杯の作品です。
爽やかさはあまりない、痛い青春のお話を少しでも好いていただけたらと思います。
今後はまず、野いちごGPに応募中の『その光を、追いかけて。』を終わらせたいです。
〆切に間に合うか微妙なところになってきましたが、私の想いを目一杯詰めこんでいるので頑張ります。
話を書く上でたくさんの方とお話できて、とても幸せです。
これからも精進しつつ楽しみたいなぁと思っています。
これからもよろしくお願いします。
それでは、読んで下さった方に溢れるほどの愛を押しつけて。
2015/3/4