Small cafe 〜傍に居たくて〜
「…まあ確かに途中まで送ろうとは思ってたけど、さっきからお前に着いてき
てたらいつもの帰り道と同じで…」
そう言いながらも歩き続ける私達は、まだ帰り道が同じだった
もしかして…と2人とも考えている事が通じ合って、私はみるみる内にぱあっと笑顔になる
「先輩!!私達、近所じゃないですかああ!」
自分ではそれ程大きな声で言ったつもりは無いけど、白石先輩が焦った顔で私の口を塞ぐ