Small cafe 〜傍に居たくて〜



白石先輩の視線は周りをキョロキョロしていて



「馬鹿、声が出けえんだよ」



なんていつもの先輩に戻る
冷たい視線を浴びせながら私から離れて、頭をポリポリと掻く




知ってますよ、その癖



上手く言葉に出せなくて、何か考え込んでいる時に出るその仕草


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