TRIGGER!2
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気がついたら、自分の部屋のベッドの中だった。
いつもの如く、キャミソールとパンツだけで夏用のタオルケットを腹にかけている。
だから一瞬、自分が何をしていたのか、今は何時なのか分からなかった。
むっくりと起き上がり、そのままリビングに移動する。
テーブルの上には携帯とコンビニのおにぎりと野菜ジュースが置いてあり、その横には。
『メシくらいちゃんと食えよ。ちょっと痩せたんじゃねぇか? 峯口♡』
と、置き手紙があった。
それを手に持ったまま、彩香はわなわなと震える。
まさかあのエロオヤジ、酔って倒れた自分をここまで連れてきたのか?
その上、ベッドに運んで・・・。
「・・・っ!!」
彩香は慌てて手紙をクシャクシャに丸めて放り投げた。
ゆっくりと息を吐き出し、携帯を手に取る。
思ったよりも睡眠時間は長くはなかったらしく、午後10時を少し回ったところだった。
まさか丸1日も寝てはいないよな、と、一応日付も確認してみるが、間違いなく同じ日付で、彩香はほっと胸をなで下ろす。
取り敢えずソファに座ってタバコをくわえ、頭の中を整理する。
新しいドアの確認。
風間が峯口のパソコンを持ち出したから詳しい場所は分からない。
解決するには、四階の住人を探して一緒に現地まで連れて行かなければならない。
「・・・・・・」
彩香はポリポリと頭を掻いた。
名前、年齢、本当の顔も分からず、何処にいるかもさっぱりだ。
当然、本人との連絡手段はない。
唯一本人だと見分ける方法は、首もとにある目立つほくろ。
そんな四階の住人と彩香が最初に会ったのは、下のオカマバー“AGORA”だ。
気がついたら、自分の部屋のベッドの中だった。
いつもの如く、キャミソールとパンツだけで夏用のタオルケットを腹にかけている。
だから一瞬、自分が何をしていたのか、今は何時なのか分からなかった。
むっくりと起き上がり、そのままリビングに移動する。
テーブルの上には携帯とコンビニのおにぎりと野菜ジュースが置いてあり、その横には。
『メシくらいちゃんと食えよ。ちょっと痩せたんじゃねぇか? 峯口♡』
と、置き手紙があった。
それを手に持ったまま、彩香はわなわなと震える。
まさかあのエロオヤジ、酔って倒れた自分をここまで連れてきたのか?
その上、ベッドに運んで・・・。
「・・・っ!!」
彩香は慌てて手紙をクシャクシャに丸めて放り投げた。
ゆっくりと息を吐き出し、携帯を手に取る。
思ったよりも睡眠時間は長くはなかったらしく、午後10時を少し回ったところだった。
まさか丸1日も寝てはいないよな、と、一応日付も確認してみるが、間違いなく同じ日付で、彩香はほっと胸をなで下ろす。
取り敢えずソファに座ってタバコをくわえ、頭の中を整理する。
新しいドアの確認。
風間が峯口のパソコンを持ち出したから詳しい場所は分からない。
解決するには、四階の住人を探して一緒に現地まで連れて行かなければならない。
「・・・・・・」
彩香はポリポリと頭を掻いた。
名前、年齢、本当の顔も分からず、何処にいるかもさっぱりだ。
当然、本人との連絡手段はない。
唯一本人だと見分ける方法は、首もとにある目立つほくろ。
そんな四階の住人と彩香が最初に会ったのは、下のオカマバー“AGORA”だ。