つよがり[スランプ中]


コンコンコン



「那月さん俺っす入って良いっすか?」


「どうぞ」







あ、れ?この声どっかで、、、



ガチャ









「失礼します。

って砂月さんもいたんですね

ん?その子、、、クーっすか?」


「誰?」







声はどこかで聞いたことはある


だけど、顔は見た事なかった












「クロ、覚えてねぇーのか?

ソイツ、春音だぞ。

東雲春音(シノノメ ハルト)」







・・・・え?ハル君?



あの、ハル君なの?







「クー、思い出したっすか?」










ポリポリと頬をかくのはハル君の癖だった


って事は、、、













「本物のハル君だ!久しぶりっ」




先ほど座ったソファーを急いで立ってハル君に抱き着いた








「久しぶりっす。

転校生が来るって那月さんに聞いてたっすけど、クーだったなんて驚いたっすよ」




「僕だって驚いたよ!砂月さん、何にも教えてくれなかったしっ」




ギロりと殺意を込めて砂月さんを睨んだ




「クーロ、てめぇはどっからそんな殺気を覚えたんだ」








あ、出てたんだ









「ひーみーつー!・・・あ、そうだ。

何でハル君がこの学校にいるの?」

< 46 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop