ハッピー☆ラッキー

告白と迷い

「ふふふっ！ナナちゃん、お目覚めかしら？」


いたずらな笑みを浮かべた千鶴さん。


えぇ、そりゃあもう……


驚きすぎて、バッチリ目が覚めました、けど……。


これは、誰がどう見ても反則技に近い


「私からのプレゼント受け取ってね。それじゃ、ごゆっくり」


千鶴さんは上機嫌で病室を後にした。


残されたわたしとケイくん、


何を話したらいいのか、


いや、何から話したらいいのか、


でも、話しかける勇気もなくて……


病室の中が次第に重苦しい空気に包まれていった。




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