ハッピー☆ラッキー



確かこの先に公園がある。そこで「小休止しよう。


それだけは譲らない。


再びリードを握り締め、ハッピーを追った。


公園が見えてきた。


よし!


軌道修正するつもりが、ハッピー自ら公園に入っていった。


良かった、これで休める。


安堵するのもつかの間、


「キャァァン、クゥ~ン!!!!」


ハッピーの鳴き声が変わった。


「ワンッ!」


ハッピーに駆け寄る1匹の柴犬。


ん?


どこかで見たような。


「ラッキー!待て!!!!びっくりするだろ?」


え……


この声は……


それに、ラ、ラッキー!!!?


ま、まさか……


声のする方を見ると……


うわぁぁぁぁ!!!!


「あれ?キミ……」


本日二度目の幸坂さん……。



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